プロステートチップの留置とは
留置とは、一定の場所に物を置き続けることを指します。
この場合、プロステートチップを尿道内に設置し、一定期間その位置を保持させることを指しています。前立腺への刺激を増すためや、性的快感を高めるために行われます。
プロステートチップの留置の注意点は?
以下の公式ブログにて、留置の注意の体験談をまとめてくださっていました。
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/17/123057
この文章から、プロステートチップの留置における注意点を以下のようにまとめられます:
- 1. ローションの使用: シリンジを使って多めにローション(精製水で薄めたもの)を尿道内に入れ、挿入のスムーズさを保つ。
- 2. チップの位置: 球部尿道(尿道の一部)でチップが滞留しないよう注意する。
留置が困難な場合はすぐにチップを抜き取る。 - 3. 挿入のタイミング: 前立腺への挿入は必ず勃起した状態で行う。これにより尿道内でのチップのブレ(動き)を最小限にする。
- 4. 問題の対処: チップが会陰部で重なり、抜けなくなる可能性がある。
その際は、以下の手順で対処する:
- 絶対に球部尿道で固まらないように、会陰部より奥で重なりの解消を行う。
- シリンジから大量にローションを注入する。
- 会陰部と外尿道括約筋の入り口あたりをマッサージし、チップを解す。
- 軽く勃起させた上で、括約筋で尿道が狭まっている部分を利用し、ショートM側を奥に押し出し、補助チップを手前に戻すよう試みる。 - 不必要な力の使用避ける: チップが乾いた状態であれば無理に引っ張らない。尿道や括約筋を無理に押し込む、引き出す行為は避け、潤滑があるときに摘出や調整を行う。
- 6. 適切な確認: 留置状態や位置について自身で判断できる技術がまだ不十分な場合は、丁寧な確認を行うことが重要です。
留置性が良いプロステートチップは?
陶器2連接続(ショーツイストS+ゴム接続ショートツイストS)+ファック接続5mmシリコーンチューブ
以下の記事で、岡田快適研究所さんが留置について語っています。
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/30/122933
- 1. 尿道内留置についての記述は、個々の体験や反応が大きく影響することを強調しています。
- 2. 陶器2連接続(ショーツイストS+ゴム接続ショートツイストS)+ファック接続5mmシリコーンチューブの使用については、安定した位置を保つ特性が強調されています。
- 3. この組み合わせの特性として、チップの位置だけでなく、角度もほとんど変わらないと述べています。
- 4. チューブに横穴を開けることで尿が通りやすくなるが、穴が小さすぎると尿が漏れる可能性があると指摘しています。
- 5. 留置性能が高すぎると、チップを取り出すのが難しくなることが述べられています。
- 6. チップの組み合わせは、前立腺の大きさなど、個々の身体的特性によって変わると認識されています。
フラット面カーブ型チップ
メーカーの岡田快適研究所さんが公式ブログで、「体験して留置性が良かった。」と評価されていました。
「生体ゾロロング」という前立腺チップの留置安定性について
上記公式ブログで、ユーザーは、「生体ゾロロング」という前立腺チップの留置安定性について尋ねています。
具体的には、通常の「生体ゾロ」と同様に「スクリューチップ」(おそらくチップを確実に位置に保つための特別なデザイン)がないと、留置が不安定になるのではないかという懸念を示しています。
スタッフは、ゾロロングの長さを考慮すると、全体が前立腺に入ることは難しいと答えています。したがって、括約筋をスクリューストッパーで挟むことは困難であり、スクリューチップの効果は期待できないと説明しています。それでも、チップの中間部を括約筋に挟むことで、ある程度の安定した留置は可能であると提案しています。
さらに、スタッフは、5cmのチップ全体が括約筋を越えると、チップの先端の約1/3が膀胱に突入するため、あまり深く入れる必要はないとアドバイスしています。彼らは、チップの後端の約1/3が括約筋の手前にある利用が、利便性と快適性の両方を提供すると推奨しています。
プロステートチップ留置での体内分泌物の附着の事例
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/20/122920
以下、留置でのユーザーから寄せられた事例がありました。
この文章から、留置について以下の点が注意点として挙げられます:
- 1. チップの表面状態: チップの表面がザラザラする場合があり、その原因はチップの分解ではなく、何らかの成分(尿、精液、ローション等)の付着である可能性がある。
- 2. 体液の析出: 留置期間中にチップ表面に体液が析出することがあり、その結果チップ表面がザラザラとした状態になる場合がある。
- 3. チップの深さ: 留置の深さによっても留置感が異なり、チップの長さにより留置の深さが変わることが示唆されている。
- 4. 長期留置の影響: 3日間の留置でも体液の析出によるチップの表面状態の変化が見られることから、留置期間の長さはチップの状態に影響を及ぼす可能性がある。
- 5. チップの留置状況の確認: 留置中のチップの状態は定期的に確認し、何らかの異常が見られた場合は早急に対応することが必要。
- 6. 適切なチップの扱い: 附着物を強くこそぎ落とした後に再度使用する場合、元の光沢に戻っているか確認すること。
- 7. 留置時の体調管理: 留置中の適切な水分補給や体調管理が必要であり、異常な体液の析出は体質や体調の変化を示す可能性がある。
- 8. 医療機関との連携: 問題が発生した場合は医療機関を受診し、必要ならば成分分析等を行うこと。
ペッサリーVer.2(シリコナイロメタル)ケーブルを使った留置について
公式参考記事
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/08/122859
- 1. 6線とペッサリーの販売中止後、その代替としてペッサリーVer.2が考案されました。これらの製品はミルキングが苦手な方々にとって便利で、安定した留置が可能でした。
- 2. ペッサリーVer.2は、1mmのシリコンチューブを使用し、その中に0.4mmのナイロンコートワイヤーを一本入れることで、ある程度の軸を持たせています。
- 3. ペッサリーVer.2(シリコナイロメタル)は、ナイロンコーティングされた鉄線がシリコンチューブの中にあり、伸縮性と強度を兼ね備えています。
- 4. ペッサリーVer.2の安全性は高く、ワイヤーが破断してもナイロンカバーとシリコーンチューブが支えるため、即座に留置失敗とはならない。
- 5. シリコナイロシリーズは、チップに接続されたシリコナイロ紐もしくはシリコナイロメタル、チップの後ろ5cm位置のミニミニスクリュー、終端部付近のループ、の形式を標準とします。
- 6. シリコナイロシリーズは、チップから一定の距離を保つことで、チップの位置を確認しやすく、また膀胱への落下を防ぎやすい設計となっています。
- 7. シリコナイロシリーズのミニミニスクリューは、排尿時に押さえることでチップが押し出されるのを防ぐ機能も持っています。
- 8. 新設計のシリコナイロシリーズは、チューブがいくら伸びても防水機能に影響がないように、チューブの両端で防水シールドを施すなど、安全性と使いやすさを向上させています。
以上の点により、ペッサリーVer.2やシリコナイロシリーズは、安全で安定した留置を可能にするとともに、使用者の使いやすさに配慮した設計となっています。
スーパー6線指示ケーブルの留置について
※注意
※こちらは販売中止になってしまったそうです。
- 1. 新しい留置用具は6線とスーパー6線の両方で使用可能であり、製作者からはスーパー6線がより優れていると評価されています。
- 2. スーパー6線の利用は、留置位置がケーブルの形(曲がり位置など)や長さによってほぼ決まり、その力は、括約筋で挟む力よりも強いとされています。
- 3. 留置用具の新しいバージョンとして「スーパーロングなセミロングショートとスーパー6線でスーパーマイルドな留置」が考え出されました。
- 4. スーパーロングなセミロングショートは括約筋部を大幅に長くすることで、チップは括約筋をあまり刺激することなくマイルドに留置できるようになりました。
- 5. スーパー6線は安定感があり、大きさの問題をクリアーできると製作者は考えています。
- 6. しかし、スーパーロングなセミロングショートはまだ試作品であり、販売に向けたさらなるテストが必要です。
- 7. 6線の細い補助ケーブルの公式耐熱温度は105度で、スーパー6線はシリコーンなので耐熱性に問題はないとされています。
- 8. この補助ケーブルは上からエポキシを巻いているため、粘膜に密着することは少ないと製作者は考えています。
- 9. さらに、スーパー6線は反発力のないワイヤーを挟み込んでいるため、シリコーンのしなやかさを保ちつつ、曲げに対する反発力はほとんど食い止められます。
- 10. 6線の補助コードは、ワイヤーの急激な曲がりなどを阻止できるほどの力は持っていませんが、スーパー6線の補助コードは、ワイヤーの急激な曲がりを阻止できる程度の質量をもってワイヤーをカバーしています。